2005年09月16日
台鐵故障
最近、台湾鉄道ではダイヤの乱れが頻々です。
台湾の最上級の汽車・自強號の故障が原因とか。
この自強號は、確かによく故障するようです。
経費を安く上げるため、中南米のある国に発注した起動車とのこと。
今回も中秋節を前にした帰省客の足に大きな影響を与えています。
故障や事故に、わりと寛大な台湾人も、今回ばかりは「怒り心頭」といったと
ころです。
台湾の鉄道と言えば、昔(チョット前)の火車(汽車)は風情がありました。
冷房の無い客車では、窓を大きく開けて、生暖かい風と小さな虫を巻き込んで
数時間の旅をしたものです。
また、座席に着くと、ガラス製の蓋付き湯呑に無造作に茶葉を投入れ、大きな
薬缶から熱々のお湯を注ぎ入れたお茶をサ-ビスしてくれるのです。
お茶を飲むには、チョットしたコツがいるのですが、湯呑の蓋と前歯を使って、
茶葉が口に入らないようにして飲みます。
お湯は目的の駅に着くまで、何度となく継ぎ足してくれるのです。
食事時になると、ステンレスの丸い弁当箱に入った排骨飯の車内販売があり、
乗客は待ちかねたように競って買い求めます。
これが意外と美味いのです。
駅弁と言うより鉄弁でしょうか、車内販売の弁当は、これしかないのですから。
今も同じメニュ-がありますが、当時より貧弱になり味もイマイチです。
最近、昔そのままの排骨飯が販売されているらしいので、ぜひ食べてみようと
思ってます。
投稿者 tyuyu : 2005年09月16日 21:19
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