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2005年09月28日

公衆電話

台湾の公衆電話は、以前ほどでは有りませんが、街角のいたる所に設置されており
携帯電話がなくても、不自由しないほどです。
電話器は、現金・カ-ド・ICチップと3種類で、それぞれに互換性がなく、専用の
電話器を使用しなければなりません。
現金専用は、1元・5元・10元コインを使用しますが、おつりは出ません。
面白いのは、おつりの処理です。
通話を終えても残額がある場合、電話機中央にある継続のボタンを押し、別の番号を
ダイヤルすると、そのまま通話することができます。
そこで、通話を終えると継続ボタンを押して、受話器を電話器本体の上に放置して
おきます。
この公衆電話を使えば、前の人の残額分(おつり)で通話することができるわけです。

投稿者 tyuyu : 20:59 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月24日

牛肉麺節

西門町(紅楼劇場)広場では、台湾の麺を代表する
牛肉麺祭りが開催されました。

牛肉麺は、作り手の数だけ味があると言われており、
台湾では普通に見られる麺ですが、結構病みつきに
なる美味しい麺ですよ。

会場広場では20~30店舗の牛肉麺屋がテントを
出して、自慢の味、創作牛肉麺の味を競っています。
1杯50元、少々小振りですが、その分いろいろ変
わった味が楽しめることにもなり、人気沸騰です。

開店から1日中、行列が途切れることなく、試食の
客で賑わっており、長い待ち時間と暑さで、麺より
先にこちらが伸びてしまいそうです。

この日、一番人気は、日本の冷製しゃぶしゃぶ風で、
生野菜と牛肉をトッピングし、ス-プを掛けた冷製
牛肉麺(新創作麺)でした。

また、日本のテレビチャンピオンで有名なラ-メン
も話題となり、1日で1300食を販売したそうです。

麺なら、台湾牛肉麺。
是非、食べにいらっしゃ-い。

投稿者 tyuyu : 21:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月18日

こだわり

今日は十五夜。(農歴8月15日)
スッキリと晴れた夜の月は、鏡の様な輝きです。
夕方からは、バ-ベキュ-の臭いと煙があちこちに匂い立ちます。
台湾では中秋のバ-ベキュ-に、よほどのこだわりがあるようです。
中秋でも、休まず営業をしている店々では、従業員や店主・家族が
総出で、それぞれの店の前の道路にバ-ベキュ-セットを持ち出し、
肉や魚介類、野菜と、思い思いの食材を串に刺し、もくもくと煙を出し
ながら次々と焼き、飲み食いしています。
焼く・食べるの片手間に、接客応対をし商売もしているのですが、こ
のような対応に客も平気なら従業員も平気。
サ-ビス業としてのこだわりは、バ-ベキュ-程には無いようです。
通りすがりの私が、隣に座って一緒に食べていても違和感がなく、
誰も咎めない、そんな雰囲気の、いいかげんな台湾風情です。

投稿者 tyuyu : 23:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月17日

中秋節

台湾には、昔から中秋になると月餅を食べながら、満月を愛でる習慣があります。
日本でも中秋の名月とかいって、月見ダンゴにススキを飾りますよね。

しかし、台湾の最近の風習は、なんと言っても、中秋はバ-ベキュ-なのです。
日本の「お花見」と同じように、職場の仲間、家族、友人知人、恋人同し戸外に
出て、お酒を飲み・バ-ベキュ-を楽しむのです。

何時から月餅がバ-ベキュ-にと風習が変わったのか、はっきりとは解かりま
せん。(10数年前かららしく。醤油メ-カ-の広告宣伝が発端との事)
どうやらバレンタインデ-にはチョコレ-トという様に、業者のセ-ルスイベント
が定着してしまったらしいのです。

もともと屋台文化のお国がら、アウトドア-はお手のものの台湾人ですから、
バ-ベキュ-は、当地の人々の生活習慣にぴったりなのでしょう。
普段、料理をした事のないママ・パパも、この時ばかりは、家族の前で一流シエフ
の気分を味わっているのでしょうか。

この時期、どこのス-パ-、市場でもバ-ベキュ-用食材で溢れかえっています。
面白い売れ筋は「鶏のお尻」でしょうか。
昨年でしたが、中秋節を前にして中国から密輸入された「鶏のお尻」20トンを摘発
したとの報道もありました。

いくら食いしん坊の私でも、鶏のお尻はチョット臭いが気になって食べられませんが。
肛門付近の肉はホルモンが多く、特に美味との事で人気も価格も高いのです。
鶏では足爪、頭、首等も人気が高く、若い女性にも好まれて食べられています
中でも足爪の部分にはゼラチン・コラ-ゲンが多く含まれ、味美、肌に良しとの事。
ぜひ、食べにいらっして下さい。(^○^)

投稿者 tyuyu : 20:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月16日

台鐵故障

最近、台湾鉄道ではダイヤの乱れが頻々です。
台湾の最上級の汽車・自強號の故障が原因とか。
この自強號は、確かによく故障するようです。
経費を安く上げるため、中南米のある国に発注した起動車とのこと。
今回も中秋節を前にした帰省客の足に大きな影響を与えています。
故障や事故に、わりと寛大な台湾人も、今回ばかりは「怒り心頭」といったと
ころです。

台湾の鉄道と言えば、昔(チョット前)の火車(汽車)は風情がありました。
冷房の無い客車では、窓を大きく開けて、生暖かい風と小さな虫を巻き込んで
数時間の旅をしたものです。
また、座席に着くと、ガラス製の蓋付き湯呑に無造作に茶葉を投入れ、大きな
薬缶から熱々のお湯を注ぎ入れたお茶をサ-ビスしてくれるのです。
お茶を飲むには、チョットしたコツがいるのですが、湯呑の蓋と前歯を使って、
茶葉が口に入らないようにして飲みます。
お湯は目的の駅に着くまで、何度となく継ぎ足してくれるのです。

食事時になると、ステンレスの丸い弁当箱に入った排骨飯の車内販売があり、
乗客は待ちかねたように競って買い求めます。
これが意外と美味いのです。
駅弁と言うより鉄弁でしょうか、車内販売の弁当は、これしかないのですから。
今も同じメニュ-がありますが、当時より貧弱になり味もイマイチです。
最近、昔そのままの排骨飯が販売されているらしいので、ぜひ食べてみようと
思ってます。

投稿者 tyuyu : 21:19 | コメント (0) | トラックバック